アトピー性皮膚炎の原因とは

アトピー性皮膚炎の原因はさまざまですが、「はっきりとはわかっていない」というのが現状です。症状を引き起こす要因として、以下のようなものがあげられます。

〇環境アレルゲン(ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉など)

〇食物アレルゲン(卵白、乳製品、大豆製品、米、小麦など)

〇物理的刺激(すれ、洋服の刺激)

〇環境的要因(暑さ、寒さ、乾燥など)

〇皮膚のバリア機能の低下

〇不規則な生活や偏った食事

〇使っているシャンプーやボディーソープなどの刺激

〇疲れや緊張、悩み、環境の変化などのストレス

〇遺伝

アレルギーを起こしやすい体質があることを「アトピー要素」があるといいます。ですが、アトピー要素があっても症状がでない方もいます。このようにまだ分かっていないことが多い疾患です。

 

心配なことや、ご相談などあればお気軽に受診してください(^^♪

2022年9月23日

よく「アトピー」って聞くけどどんな病気なの?

アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が繰り返しおこる皮膚病の一種を指します。主にアレルギー体質の方や、皮膚のバリア機能が弱い方に起こりやすいです。

アトピー性皮膚炎の症状

〇乾燥        …かさかさと皮膚の水分が少ない状態

〇隣接(りんせつ)   …フケのようなカサカサしたものが落ちる

〇紅斑(こうはん)   …皮膚の赤み

〇丘疹(きゅうしん)  …ぶつぶつした小さなドームの形の盛り上がり

〇痂皮(かひ)     …掻きむしった後にできるかさぶた

〇びらん       …皮膚の浅い部分がはがれて、じくじくとした状態

〇苔癬化(たいせんか) …掻きむしることを繰り返して、ごわごわと皮膚が厚く硬くなった状態

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こういった症状が現れた場合は、皮膚科にご相談下さい(*^^*)

 

2022年9月16日

疥癬②

前回に引き続き疥癬のお話です。今回は予防・日常生活での注意点完治までの流れです。

通常疥癬と角化型疥癬で予防法や完治までの流れに違いがあります。それぞれの特徴をご紹介します。

 

●予防・日常生活での注意点

・通常疥癬は長い間、肌と肌、手と手が直接触れることで、ダニが移動して感染します。少しの時間ではほとんど感染しません。まれに、疥癬の方が使用した寝具や衣類などを交換せずにすぐ他の人が使用することで感染することもあります。

ご自身での予防

・入浴の時は手足の指の間や外陰部も丁寧に洗いましょう。

・入浴時のタオルなど肌に直接ふれるものは個別で洗いましょう。

・パジャマや下着は毎日交換しましょう。

・雑魚寝や同室での就寝はうつしあうことがあります。

ご家族や接する方の予防

・疥癬の方に接する前後はきちんと手洗いをしましょう。

・長い時間、肌と肌、手と手を直接触れないよう注意しましょう。

・同室で布団を並べて寝ないようにしましょう。

・タオルなど肌に直接触れるものを一緒に使わないようにしましょう。

 

・角化型疥癬はダニが多く、感染力が強いため、短時間の接触、衣類や寝具を介した間接的な接触などでも感染します。また、剥がれ落ちたあか(カサブタ、鱗屑、角質)にも多数の生きているダニが含まれていて、それが付着することでも感染します。

ご自身での予防

・できるだけ個室を使いましょう。

・寝衣を交換しましょう。

・入浴の順番は最後にし、あかが飛び散らないよう気を付けながら、厚くなったあかをふやかして、こすり落としましょう。

ご家族や接する方の予防

・疥癬の方に接する前後はきちんと手洗いをしましょう。

・感染力が強いので、疥癬の方に接するときは手袋や予防着をつけましょう。

・疥癬の方の部屋に入る時は、靴・スリッパを履き替えましょう。靴底に付いているゴミを外に出さないように注意しましょう。

・疥癬の方の洗濯物は、50℃以上のお湯に10分間以上浸した後に洗濯して、十分乾かしましょう。乾燥機を使用する場合は普通に洗濯しても構いません。(ヒゼンダニは、人の体温がいちばん生活に適しており、人の肌から離れると長く生きられません。)

・疥癬の方の部屋はモップ、粘着シートなどで落屑を回収後、掃除機(フィルター付きが望ましい)で清掃しましょう。

・殺虫剤を布団や部屋などに噴射することは有効です。(人体への使用に対する安全性が確認されていないため避けましょう。

 

●完治まで…

しっかり治療した場合、2週間程度で症状は軽快します

通常疥癬は通常3週間~1カ月で終息しますしかし、治療内容などによって、治るまでの期間は長くなることがあります。治った後も、3カ月程度は皮膚のチェックをしましょう。

角化型疥癬は周囲の流行も含めて約2カ月で終息します高齢者では長くなることがあります。周囲の患者さんも一緒に治療して、お互いうつすことのないようにしましょう。治った後も、6カ月程度は皮膚のチェックをしましょう。

 

気になる症状や当てはまる症状がございましたら当院へのご受診をおすすめします♪

2022年9月9日

疥癬①

疥癬(かいせん)とは、、、

ヒゼンダニが人の皮膚に寄生しておこる皮膚の病気です。疥癬は通常疥癬角化型疥癬の2つのタイプがあります。それぞれの症状や感染力のなどの違いについて以下の表をご覧ください。

 

 

 

通常疥癬 角化型疥癬
ヒゼンダニの数 数十匹以下(半数の患者で5匹以下) 100万~200万匹
患者さんの免疫力 正常 低下している
感染力 弱い 強い
主な症状 赤いプツプツ(丘疹、結節)、疥癬トンネル 厚いあかが増えたような状態(角質増殖)
かゆみ 強い 不定
症状が出る部位 顔や頭を除いた全身 全身
潜伏期間 約1~2カ月 4~5日

 

 

原因

疥癬の方との直接的な接触や寝衣や寝具を介した間接的な接触で感染します。ヒゼンダニは小さなダニですが、虫メガネで見ることができます。ヒゼンダニは手首や手のひら、指の間、肘、脇の下などに疥癬トンネルと呼ばれる横穴を掘り、そこに1日2~4個の卵を産み続けます。卵は3~5日で孵化し、10~14日で成虫になります。

 

治療

・飲み薬…イベルメクチン(製品名:ストロメクトール錠)を空腹時に内服します。1回(または2回)の内服で有効であることが報告されています。

・塗り薬…フェノトリンローション(製品名:スミスリンローション5%)、イオウ剤、クロタミトンクリーム(製品名:オイラックスクリーム)などがあります。

・かゆみ止めの薬…かゆみに対しては、抗ヒスタミン薬の飲み薬を併用します。

 

推奨度の高い治療としては通常疥癬の場合、イベルメクチン内服またはフェノトリン外用を行います角化型疥癬の場合、厚い角質層を除去したのちイベルメクチン内服とフェノトリン外用の併用、または、いずれかの単独治療を行います。小さなお子さまや妊娠・授乳中の方は外用薬が推奨されています。薬の種類によって用法・用量、注意点が異なるため医師と相談しながらお薬を選択しましょう。

 

次回は予防と日常生活での注意点、完治までの流れについてご紹介します♪

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2022年9月2日

グリーンネイル(緑膿菌感染症)について

グリーンネイルとは「緑膿菌」という細菌が原因で爪が緑色になってしまう症状のことで、大半の原因はネイルアートです。

 

ジェルネイルやスカルプチュアなどの付け爪をしていると、時間の経過とともに付け爪が浮き、自爪と付け爪の間に隙間が

できて細菌が入り込んでしまう事があります。

緑膿菌は湿った環境で繁殖するため、自爪と付け爪の隙間で菌が増殖し、緑色に着色が進んでいきます。

 

●治療法

症状の出ている部分の爪を切り、主に外用薬で治療を行います。

 

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2022年8月26日

夏場に多いあせもにについて③

前回に引き続きあせもについてです。今回は対処・予防法についてお話します。

対処・予防法は?

衣服や室温を調整し、涼しい環境で過ごすようにしましょう。

シャワーをこまめに浴びるなど、皮膚を清潔に保つようにすることも大切です。

通気性や吸湿性がよく、肌あたりのよい木綿などの衣類を選んで着用しましょう。

髪の毛がかかる額や首元などもあせものできやすい部位です。汗をかく時期には髪を結ったり髪留めでとめるなどの工夫もしてみましょう。

素肌につけるアクセサリー類もあせもを助長することがあるので注意しましょう。

汗を大量にかく状態が改善されない場合は、あせもが治らず湿疹化したり、皮膚を掻くことで細菌感染が起こり、とびひなどに進展することがあるため、掻かないようにすることが大切です。

掻いてしまってもキズができにくいように、爪は短く切っておきましょう。

症状が重いときや、なかなか治らないときには我慢せずに皮膚科受診をしましょう。

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2022年8月19日

夏場に多いあせもについて②

今回はあせもの症状についてお話します。

症状は主に皮膚の表面近くに汗がたまる水晶様汗疹(白いあせも)と、皮膚の深いところに汗がたまる紅色汗疹(赤いあせも)の2つのタイプがあります。

水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)

汗管のつまりが、皮膚のごく浅い部分(角層)で起きたときに発生します。汗管が破裂するために直径数ミリの透明な水ぶくれがポツポツと現れ、ほとんどの場合でかゆみや炎症はありません。数日で水ぶくれが乾燥して、自然に目立たなくなります。赤ちゃんの顔にできやすい種類のあせもですが、大人でも発熱する病気の際に発生することもあります。

紅色汗疹(こうしょくかんしん)

汗管のつまりが、表皮部分で起きたときに発生します。一般的にあせもと言えば、この紅色汗疹を指す場合が多いようです。表皮部分で汗管が破裂してしまうことで、炎症が起きてかゆみや赤みのあるぶつぶつが見られます。しばしば湿疹になったり、細菌が増殖して膿が発生したりすることもあります。高温多湿の環境で汗をたくさんかいたときに現れやすく、乳幼児や肥満の人、汗かきの人に多い症状です。

あせも赤ちゃん

 

2022年8月12日

夏場に多いあせもについて①

あせもとは専門用語では「汗疹(かんしん)」と呼びます。

大量の発汗に伴って、汗の正常な排出が妨げられることで起こる発疹です。

高温多湿下で、汗を出すための管が詰まり、皮膚の中に汗がたまることで起こります。

かゆみのある赤く小さな発疹が、たくさん汗をかいた部位に急速に現れます。

皮膚を清潔にし、涼しい環境で過ごすことで自然に消えていきます。外用薬でかゆみや炎症を抑えることができます。

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原因は?

夏場など、高温多湿の環境で、大量の汗をかくことが原因で起こります。

汗を排出する管が大量の汗(汗の成分やホコリ)によって詰まり、行き場のない汗が皮膚の中にたまって周囲の組織を刺激することで発疹(小さな水疱や赤みのある丘疹)ができます。

暑熱環境や運動でたくさん汗をかいたり、通気性の低い衣服を着ていたり、ギプスを着用しているときなど、汗の量が増え、かつ通気が悪い状態のときによく起こります。

汗自体が刺激になってかゆみが起こる「かぶれ」もあせもと呼ばれることがあります。

 

2022年8月5日

汗疱(かんぽう)について

< 汗疱とは >

手のひら、手指、足の裏などに、透明で小さな水疱が急に多数現れ、とくに指の側面によくみられます。小さな水疱はくっつき合って大豆大にまでなることもあり、通常かゆみはなく、時に周囲に紅斑を伴って、強いかゆみや軽い痛みがあります。小さな水疱は次第に吸収され、通常2~3週間で丸い鱗屑(皮膚表面からはがれ落ちる角質)になってはがれて軽快します。

 

< 原因 >

なぜこのような事が生じるのかは、実ははっきりとは分かっていません。以前は汗腺や皮膚に異常があるわけではないと考えられていましたが、近年では研究が進み、エクリン汗腺の閉塞が原因なのではないかとも指摘されています。

汗疱を引き起こす誘因の1つとして、金属アレルギー(ニッケル、クロムなど)・喫煙・慢性感染(副鼻腔炎や扁桃炎)・ストレスによる自律神経の乱れなどが報告されています。しかし、なぜこれらが誘因になるのかもまだ明らかにはなっていませんが、これらの誘因によってエクリン汗腺が閉塞しやすくなり、発症するのではないかとも考えられています。

< 診断方法 >

白癬菌症(水虫)との鑑別のため、皮膚科で顕微鏡検査をします。足に白癬があってじくじくしている時には、白癬疹といって菌は感染していないのに手のひらや指にも小さな水疱が多発することがあります。

 

< 治療 >

小さな水疱が現れてかゆみがある時には、ステロイド外用薬が有効です。水疱が乾いて皮膚が丸い鱗屑になってはがれる時期には、尿素含有軟膏を手洗い後に塗ります。 

初夏のころ手のひらや指に小さな水疱が多発して、かゆみがなく、数週間で軽くなってしまう場合は、なるべく水仕事をひかえ、めくれてきた皮膚をむしらないようにしましょう。

かゆみが強い場合や、年間を通じて症状がみられる場合には、詳しく診察や検査を致しますのでぜひ一度ご相談ください♪

 

 

2022年7月29日

薬疹(やくしん)について

薬疹とは?
薬を内服したり注射したりすることにより生ずるアレルギー性の発疹のことです。

薬に対して反応するような細胞や抗体がある人(これを薬に感作された状態と呼びます)にのみ生じます。通常、薬に反応するこのような細胞や抗体が出来るのには内服を始めて1~2週間程かかるので、そこで初めて発症すると考えられています。ですから全て内服したことのない薬で(アレルギー性)薬疹を生ずることはないはずです。もし、あったとすれば、それは既にその薬と似た構造を持つ他の薬に感作されていたと考えるべきでしょう。薬疹の中でも重症の薬疹とされているものに、中毒性表皮壊死症、スティーブンス・ジョンソン症候群があります。最近、これに加えてウイルスが関与する薬剤性過敏症症候群という病態の存在が明らかになり注目を集めています。これらの重症薬疹では、原因となった薬を中止しただけで良くならず、どんどん悪化しますので、早く対応することがとりわけ重要となります。(日本皮膚科学会HPより引用)

 

< 診断方法 >
問診にて、薬剤名、投薬期間、発疹との時間的関係、アレルギー歴や既往歴などの患者様の背景をお聞きし確認いたします。

 

< 治療方法 >
1.原因薬剤が明らかならば、該当薬剤を中止します。また疑いのある薬剤も中止可能でしたら中止します。
2.ステロイド薬外用と、抗ヒスタミン薬の内服を行います。重症例はストロイドの全身投与も行います。
3.重症の薬疹の場合は、周辺の総合病院へ紹介いたします。

湿疹や薬疹は区別がつきにくいため皮膚科医の診察をおすすめします。お気軽にご相談くださいませ

 

2022年7月22日

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