タコ(胼胝)・魚の目(鶏眼)・イボの違い②
今回はそれぞれの症状の治療方法についてご説明いたします。
タコ(胼胝)、魚の目(鶏眼)
患部が硬い場合、張り薬のスピール膏や塗り薬のサリチル酸を処方して、角質を柔らかくしてから削ります。また、イボの治療のように冷凍凝固療法を行うこともあります。
1回の来院で完治する事もありますが、大きく深さがある際は何度か繰り返し治療を行う為、2週~4週に一度のペースで通院していただきます。歩き方やサイズの合った靴に変えることで軽快する場合もありますので、まずは患部の状態を確認する為にもお早めにご相談ください。
イボ
液体窒素で患部を瞬間的に凍らせることで、ウィルスに感染している細胞を破壊します。肥厚している場合、液体窒素での治療効果を高めるために患部を専用の器具で削る場合もあります。治療のペースは1週間~2週間に1度の処置になります。
始めは小さな症状でも放置しておくと悪化してしまう可能性がありますので早めにご来院ください。
2019年5月24日