粉瘤について②
〇炎症性粉瘤〇
粉瘤には小さな穴が開いていて、そこに細菌が入り込むと感染を引き起こしてしまいます。感染し、炎症を起こした粉瘤は「炎症性粉瘤」と呼ばれ、多くの場合は痛みや熱感、そして赤みなどの症状が伴います。膿みを出すため、迅速な排膿手術が必要な場合もあります
気になるからと言って無理に潰したりすると、細菌が入り込み感染を招き、あっという間に2~3倍の大きさになり、炎症を起こして痛みを伴うようになってしまいます。また、粉瘤の袋が周囲と癒着しやすくなり、傷跡が綺麗に消えにくくなってしまいます。さらに、粉瘤は放っておくと年々肥大化します。 今すぐ体に異常を来すということはなくとも、早めに医療機関で治療を受けることをお勧めします。