アトピー性皮膚炎と上手に付き合うために

日常生活に支障をきたず、薬をあまり必要としないためには、アトピー性皮膚炎を悪化させにくい環境を整えることが大切です。

〇身の回りの清潔を保つ〇

アトピー性皮膚炎を悪化させないためには、何よりも皮膚を清潔に保ち、保湿を心がけることが大切です。また、皮膚を傷つけないためにも、爪は伸ばさないようにしましょう。

〇紫外線対策をしっかり行う〇

アトピー肌は紫外線の刺激に弱いため、外出されるときは低刺激の日焼け止めクリームを塗ったり、肌の露出を控えましょう。

〇栄養バランスの取れた食事〇

皮膚の材料となるタンパク質や、皮膚の新陳代謝をスムーズにするビタミン・ミネラルを意識し、バランスのとれた食生活を心がけましょう。

 

簡単なように見えますが意識してみると出来ていないことが多いです。症状が悪化して、お薬が必要になる前に生活習慣を改善してみましょう!!炎症や、かゆみがある場合はお早めにご相談くださいませ。

2018年1月24日

アトピー性皮膚炎の治療で使われるお薬について

アトピー性皮膚炎を発症した肌は炎症によってバリア機能が低下しています。繰り返し掻きむしることにより湿疹は悪化するなどの悪循環に陥ることがあります。薬物療法は主に炎症を抑えたり、かゆみを軽減することにより症状を改善するために行われます。

〇外用薬〇

炎症を抑えるために多く用いられるのはステロイド外用剤(抗炎症作用)とタクロリムス軟膏(免疫抑制作用)です。その他の外用薬として非ステロイド系消炎外用薬もありますが、抗炎症作用の弱さから、あまり適応されません。

〇内服薬〇

抗ヒスタミン薬やシクロスポリン、ステロイド内服薬、漢方療法などがあり、症状にあわせて併用する場合があります。

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次回はアトピー性皮膚炎と上手に付き合うために出来ることをお伝えします(*^^*)

2018年1月23日

アトピー性皮膚炎の治療について

アトピー性皮膚炎は遺伝的な素因も含んでいるなど、まだまだ分かっていないことの多い疾患です。現在、病気そのものの治し方は確立されていません。そのため日本皮膚科学会では、アトピー治療で目標を以下のように設定しています。

・症状はないか、あっても軽く、日常生活に支障を来たさず、薬をあまり必要としない

・軽度の症状は続くことはあっても、悪化して慢性化することは稀な状態であること

このように治療の目的は、症状を上手にコントロールし、日常生活に差し支えない状態に維持することです。そのため症状があるときは薬でおさえ、日頃のスキンケアをしっかり行い、症状が悪化しそうな原因を取り除いていくことが大切です。

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アトピー性皮膚炎の原因についてはコチラ

 

2018年1月22日

アトピー性皮膚炎の原因とは

アトピー性皮膚炎の原因はさまざまですが、「はっきりとはわかっていない」というのが現状です。症状を引き起こす要因として、以下のようなものがあげられます。

〇環境アレルゲン(ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉など)

〇食物アレルゲン(卵白、乳製品、大豆製品、米、小麦など)

〇物理的刺激(すれ、洋服の刺激)

〇環境的要因(暑さ、寒さ、乾燥など)

〇皮膚のバリア機能の低下

〇不規則な生活や偏った食事

〇使っているシャンプーやボディーソープなどの刺激

〇疲れや緊張、悩み、環境の変化などのストレス

〇遺伝

アレルギーを起こしやすい体質があることを「アトピー要素」があるといいます。ですが、アトピー要素があっても症状がでない方もいます。このようにまだ分かっていないことが多い疾患です。

 

心配なことや、ご相談などあればお気軽に受診してください(^^♪

2018年1月21日

よく「アトピー」って聞くけどどんな病気なの?

アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が繰り返しおこる皮膚病の一種を指します。主にアレルギー体質の方や、皮膚のバリア機能が弱い方に起こりやすいです。

アトピー性皮膚炎の症状

〇乾燥        …かさかさと皮膚の水分が少ない状態

〇隣接(りんせつ)   …フケのようなカサカサしたものが落ちる

〇紅斑(こうはん)   …皮膚の赤み

〇丘疹(きゅうしん)  …ぶつぶつした小さなドームの形の盛り上がり

〇痂皮(かひ)     …掻きむしった後にできるかさぶた

〇びらん       …皮膚の浅い部分がはがれて、じくじくとした状態

〇苔癬化(たいせんか) …掻きむしることを繰り返して、ごわごわと皮膚が厚く硬くなった状態

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こういった症状が現れた場合は、皮膚科にご相談下さい(*^^*)

 

2018年1月20日

ステロイド外用薬とは?③

ステロイド外用剤にはさまざまなタイプの剤型があります。今回はその剤型についてご説明します。

 

ステロイドは強さのランクの他に剤型も使い分けます。外用剤は薬剤である主薬「配合剤」とそれを運ぶ「基材」から成り立っています。その基材の違いによって主に・軟膏・クリーム・ローションと使い分けられています。基本的には軟膏タイプを商法します。今回はテープやスプレーは省略します。

 

〇軟膏〇

皮膚の保護や保湿に優れていて、刺激が一番少ないためあらゆる皮疹に向いています。油分が多くベタベタしているので頭皮には塗りづらく、塗り心地もいまいちに感じる方もいらっしゃいます。

〇クリーム〇

軟膏よりもサラリとして使用感で塗り心地が比較的良いと思います。また、延びもいいため広範囲に塗る場合などに最適ですが、症状によっては刺激感がでる場合があります。

〇ローション〇

液体なのでさらにサラリとしていて、頭皮に多く使われています。クリーム同様、刺激感が出る場合があります。

 

部位、皮疹の状態、塗り心地などによりこれらを使い分けて処方されています。ステロイドの効果を充分に発揮するために軟膏・クリームタイプは幹部がかすかに光って見えるくらいにまんべんなく塗るのがベストです。量の目安は人差し指の第一関節までが両手分です。塗り方も皮膚を強くこすることは避けて、皮膚刺激を少なくしましょう。安全な治療を行っていくために、お薬は指示を守って使いましょう♪

2018年1月19日

ステロイド外用薬とは?②

前回に引き続きステロイド外用剤(以下ステロイド)についてご説明します♪

〇ステロイドの強さ〇

ステロイドには薬効の強さに応じて、5つのランクに分けられています。

とても弱い    弱い       強い       とても強い        最も強い

   Weak < Medinm < Strong < VeryStrong < Strongest

症状の重症度、部位、年齢によってこのランクを使い分けます。例えば、皮膚が薄い乳幼児はMedinm以下、同様に成人でも吸収率が高い顔や首はMedinmクラスを使用します。弱いと効かないのでは?と思うかもしれませんが、乳幼児や大人の顔には適切な強さです。

 

〇成人の場合の吸収率〇

腕(内側)の吸収率を1としたときに額は約6倍、頬は13倍、陰部は4倍にもなります。逆に角層が厚い手のひらは0.83倍、足裏は0.14倍なので弱いランクを塗り続けていてもなかなか改善しません。そのため炎症が強い場合には強めのステロイドを使い、症状を素早く抑えることが大切な場合もあります。この強さの使い分けはステロイドを使用する際の大切なポイントになります!!

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2018年1月18日

ステロイド外用剤とは?

副腎皮質ステロイド外用剤(以下ステロイド)は皮膚科で最も多く処方される塗り薬です。アトピー性皮膚炎や湿疹、虫刺されなど幅広い症状に使われています。

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〇効果〇

ステロイドはもともと副腎という臓器で作られるホルモンで、皮膚に使うものは外用剤として人工的に合成したものです。幾つかの副作用がありますが、皮膚へは大きく分けて「抗炎症作用」「免疫抑制作用」があります。

皮膚炎や湿疹群においても第一選択の薬となり、皮膚を通して吸収され患部に直接作用してくれる薬です。

〇主な副作用〇

・皮膚が薄くなる

・毛細血管拡張

・感染症(細菌感染や、皮膚の真菌が増える)

・接触性皮膚炎(かぶれ)

・多毛

・ニキビ

副作用が生じるのは、基本的に塗布している部分に限定されます。ステロイドに限らず、どんな薬でも良い点、悪い点があるのは同じです。自己判断で誤った使い方をしないように、決められた使い方、量などを守って上手に付き合っていくことが大切です。

2018年1月17日

ニキビ跡について

ニキビがやっと治ったと思ったら、ボコボコしたニキビ跡が残ってしまった。なんて経験はありませんか??

〇なぜニキビ跡ができるのか〇

赤ニキビなど、強い炎症がいきると皮膚の深くまでダメージを負います。皮膚の深く(真皮層)は炎症がおきると繊維化という現象がおき、周囲がしこりのような状態になります。また、炎症によって皮膚の真皮層が破壊されるとクレーター状のニキビ跡ができることもあります。

ニキビ跡を残さない為には、ニキビを軽症のうちに治すことが何よりも大切です。できてしまったらセルフケアで改善させることは基本的に難しいです。

 

〇自宅でできるケア〇

フルーツ酸(AHA)系っやサリチル酸(BHA)系の酸性のピーリング成分を含む化粧水や洗顔は古い角層を取り除き、ターンオーバーを促進させるため、赤みや浅いクレーターのニキビ跡の改善が期待できます。

当院ではサリチル酸マクロゴールピーリングの施術やスキンピールバーというAHAやBHAの配合された石鹸をご用意しています。ご興味のある方はスタッフまでお声掛けください(^^♪

 

 

 

 

2018年1月15日

子どもの皮膚トラブル

子どもは大人に比べてまだ皮膚が弱い状態で、肌トラブルはつきものです。特に「湿疹」で悩まされている方が多いです。

〇子どもの湿疹の症状〇

湿疹にはカサカサしたもの、ジュクジュクしたもの、ブツブツしたものなどがあります。かゆがっている、皮膚が赤くなっている場合も湿疹である可能性が高いです。

〇子どもが湿疹になってしまったら〇

とにかく「掻かないことが重要と言われています。掻くことでかゆみを一時的に紛らわせることができますが、より一層症状が悪化してしまう、悪循環に陥る場合があります。子どもの場合、「掻いてはダメ」と言っても、できないことが多いと思います。そのため“爪を短く切ってあげる””皮膚を刺激するような素材を使用した服を着せない””湯船にはつからず、ぬるめのシャワーで済ませる”など、大人ができることをやってあげましょう。

〇子どもの湿疹の予防〇

日々のスキンケアで予防することができると言われています。肌を清潔に保ち、保湿をすることで肌のバリア機能を高めることができます。汗をかいたらこまめに拭いてあげたり、保湿剤を塗る習慣を作ったりして、湿疹ができにくい状態を保ちましょう。

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子どもの湿疹が気になるとき、小児科と皮膚科、どちらを受診するべきか悩むことがあるかもしれませんが、当院は皮膚の疾患であれば赤ちゃんでも診察することができます。ご不安なことがあればいつでもご相談ください(*^^*)

2018年1月14日

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